いちご煮

ゲーム中では特技「調理」でがんぜから作られるあの食物について。


概要
 管理人の今夏帰省で八戸を通ったのですが、土地柄多分あるだろうと目星を付けて乗継ぎの合間に探してみた所、予想通り 土産用のいちご煮を発見できたので簡単に載せてみる事にしました。
 単に触れるだけではこのコンテンツの趣旨からは外れているのですが、同じ店で活海栗に付いていた値は2600円/kg(勿論生きたまま での重量なので可食部の卵巣はほんの何割か。しかもムラサキウニ)。とても自分で買って調理できる様な値ではないので、扱いは これに留めておきます。無論至高のいちご煮なんか下手すれば万行くので論外で(汗)。
 因みに土産用いちご煮の価格は八戸駅ビル1階の「特鮮館」にてレトルトパウチ650円、カップで780円。表示を見てみると材料も 内容量も、包装以外は何から何まで同一です。
(パッケージ外観)


調理
 とわざわざ書くほどの事でもありませんが、簡単に。パッケージに書かれていた説明は「沸騰したお湯に入れ2〜3分加熱して から器に〜」とまあ、レトルトはレトルトという訳で。
(加熱中)

 思ったよりは量が多かったものの、普通のお椀から溢れる程度でも無かったので量はちょうど良い具合かと。
(器に出した所)


さて、口にしてみると
 ……封を開けた時点で既に匂いが凄かったのですが、口にするとその時の比ではありません。一応魚介類の匂いという表現を使う 事もできなくはないのですが、加熱後で湯気が立ちこめる所為か海で嗅ぐのを遥かに上回る、濃縮した様な磯の匂いが……魚介類 駄目な方なら逃げ出すんじゃないかと思える始末です(苦笑)。
 味の方はというと、原材料(うに(岩手県産)、あわび(青森県産)、天日塩、砂糖、梅酢、青しそ、調味料(アミノ酸等)、着色 料(ベリー、シソ))及び650円という値から予想したのとほぼ一致。まあ良くも悪くも「海産物が主原料で汁を味わう祭事系郷土 料理」の一語に尽きるかと。仮に安くて金銭的に問題無くとも、毎日口にするには少々出汁が効き過ぎていて普段食べてると味覚が 麻痺しそうな感が(化学調味料が加えられている以上現在の舌はまだ正常なのでしょうが)。美味しいのは確かながら、頻繁に口にする 類の味ではないというのが正直な感想です。
 まあ「とりあえず一度食べてみる」という分には良いでしょうが……それ以上はちょっと。
(先に汁だけ飲んでみると具はこんなもの)

 なお、具は海栗だらけ。出汁が外から付加されている分、それなりに味が残ってはいましたが……


ついでにもう少し
 さて、こう書いているばかりでは一部の方以外には役に立たないと思うので製造 業者「かねと水産」のサイトへのリンクをば。通販ページは9/11現在目下作成中との事なので、メールで直接問い合わせて 戴く形になるでしょうが御参考までに。

 化学調味料付加のレトルトなので、Google辺りででも調理法を調べて近場のスーパーで パック詰めの海栗や鮑を買ってくれば同等程度のものは作れるでしょうけど、如何せん1〜2人分程度では価格がネックになってしまい 二の足を踏まざるを得ないかと。いや、発売直後のゲームソフトを買うに比べれば安いものですが。
 とりあえず、手軽に行くなら作るより通販かと。……送料が幾らになるかは判りませんけれど。

 以上、いちご煮についてでした。


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