STAR OCEAN Till the End of Time
(TGS2002Ver.)プレイ日記

管理人によるSO3(TGS2002Ver.)のプレイ日記です。


(9月20日)
 金曜の講義は1限と7限という非常識極まりない時間割なのだが、それを利用して、また どうも嫌な予感がしたのでメッセ横で徹夜する事に決めていた。
 22時12分海浜幕張駅に着き、改札に精算券を入れて通り抜けようとしたちょうどその時に、こちらに向かって きたCosmic Wanderer管理人の風の狩人さんと目が合ってその場に 崩れ込む。貴方も本当に徹夜するんですか、と……(笑)

 時折駅に向かってくる西武ファンとすれ違いながらそのままメッセに向かい、22時40分に本列に合流し徹夜組待機 場所(巨大な日差しが張り出している部分)の後方1/5程度の位置に付き、そのまま適当に寝て夜を越した。
 最前部から数えておよそ200人目の位置である。


9月21日
 8時45分に列整理。徹夜組の場所は就寝スペース等の関係もあって結構広く取られて いるのだが、それを詰めた上で先頭位置を入口の前まで持って行くとえらい事になる。何と、最終的な待機場所は 角を曲がって入口まであと20mの地点、北2通用門の前だった。 

 9時30分、定刻(一応暗黙の了解という事で)に開場。入口正面に見えた為パンフを開きもせずに小走りでエニックス ブースへと向かう。9時32分、ブースに着くと同時に試遊を開始できたのだった。

1日目:プレイ時間制限10分/回

○1回目(9:32〜9:42)
 1回目はやはり戦闘をやらなければ、という事で冒険パートへ。とりあえず操作方法は頭に叩き込んであった ので、30秒もすれば戦闘には慣れた。一応紆余曲折の末に普通のボスを倒す所までは行き、奥の坑道に進んだ所で 例のメッセージが出て終了すると同時に時間が来た。

 因みにこの後2周目の為に並んでいる時、風の狩人さんと調査部分の分担をするという話になった。こちらが戦闘全般を 纏め、風の狩人さんが前回の通り全体を纏めると……まあ、要は各々慣れている方に集中するという分担なのだが。

 およそ70分待ちで2回目へ。

○2回目(10:53〜11:03)
 一気にボスに突き進み、そのまま倒してしまう。その後誤って奥に進んでしまうが、してしまった事は仕方が無いと 割り切って人物紹介パートへ回る。……スフレとの会話中に時間切れ。このイベント、長い……

 この日の最長待機列。170分ばかりの後に3回目へ。

○3回目(12:57〜13:07)
 ボスを倒した後、隠しボスのセオリーに従って考えると出現箇所は一つしか無いのでそこに向かってひた進む。
 そのセオリーとは、「表ボスを倒すまでにほぼ確実に通過する事になる場所の近辺か、それまでは全く意味が無いか 行く事のできなかった場所の何れかに隠しボスは存在する」というもの。単なる経験則だが、今回のマップを考える限り 該当するのはスタート地点のみなので勘を信じて進むと……居た。その姿を見た瞬間「トライア様、貴方達何て事を!」と 笑いながら叫んでしまい、確か隣の風の狩人さんもそれを見てさすがトライア様、といった事を言っていたかと思うの だが(笑)。
 戦ってみるとこれがまた嫌らしく、とにかく必殺技が半端ではない。ブリアットもさる事ながら、間合いの外に 出てGUTSを回復させている間に直撃を喰らった凍結ビームがもう……300近く残っていたHPが一瞬で0って何ですか(更笑)。
 かくしてゲームオーバー。

 そしてもう一度並ぶが、12台の側(正面左側)に回されて風の狩人さんが12人目、管理人が13人目だった為別々に プレイする事に。12人目は待機列最前部の目の前なので、偶にこちらから話をしたりあちらが振り向いたりと しながら(かなり奇妙な光景だが)進めていたのだが……隠しボス戦。非常に上手く行き、このまま行けるか?と思って いたが、手元の手帳に目を落とした一瞬の間に全滅寸前の状態に陥っていた(汗)。結局その後は全滅と。

○4回目(15:45〜16:00)
 そして自分の番。この辺りの時間帯では、係員から15分間になる旨が伝えられていた。
 迷わず隠しボスに突き進み、再び挑戦するが……ラッシュを掛けても勝てやしない。凍結ビームを躱せる様になったは 良いが、気を抜くと近接時にブリアットを喰らってしまいどうしようも無くなってしまう。
 結局、ブリアットで瀕死になった直後追い打ちの通常攻撃がきて全滅。
 この時点で7分半だったので、もう一回挑戦する事に。が……フェイトとクリフをMANUALにして代わる代わる 弱→強特技→離れてGUTS回復のパターンを繰り返そうとしたのだが、切り替えがどうも上手く行かずダメージをただ蓄積 する事に。そのままだとまずいのでその戦術を放棄して通常のヒット&アウェイに戻すが、この間のダメージが痛手となり まともに戦えなかった。
 ……操作キャラ切り替え、SO2でもずっと1と同じ切り替え方しているんだよな……1ボタンでの切り替えも練習して おかないと3が出た後に苦労するか。
 これが本日ラスト。試遊列は打ち切られていたので、そのまま帰宅する事となった。

○エニックスブースから撤収 同時刻

 余談だが、その後帰宅ルートが別れる所まで、16時間半ばかり昨夜からずっと風の狩人さんと共に行動していたの だった。まるで試遊オフ会である(何)。

1日目総計 45分/4回 ブースに居た時間:388分


9月22日
 19時過ぎに帰宅後急いで上げなくてはならない部分だけレポートを書き、その後某所 チャットで内容やBGM等について語っていたら3時になってしまった。慌てて床に入り1時間半程度寝て、いつも通り5時過ぎの 初電で向かう。新木場の売店で買ったスポニチを読みながら(コラ)、普段通り7時半前に待機列へ。位置は南3〜4間の通路前。
 9時35分頃に列が動き出し、入場は9時42分。その1分後に、入場待機列の内ブースを囲む様になっている部分に直に入れる 最後の一人としてどうにか滑り込む事ができた。10秒後に来た方々はもう壁側の待機場所行きという……危う過ぎる。
 手元のBS12周目(6/27にシレン遺跡クリア済)のキャラを強化しながら待機列を進む。
2日目:プレイ時間制限10分/回

○1回目(11:26〜11:36)
 迷わず隠しボスへ。直前にGUTSゲージとHPゲージの取り違いに気付き、慌てて作戦を変更するが……結局操作キャラ切り替えが 上手く行かなかったので普段のに変える事に。……尤も、この時の原因はそれだけではないのだが。
 敵との射線上に、仲間が敵と隣接している場合攻撃が行えないのだが……その時に入力するという事を数十回繰り返した 結果、何とその仲間が戦闘不能になっても攻撃できないという事態が発生(おそらくバグ)。
 当然攻撃できないのに勝てる筈も無く、そのまま全滅に。今回は当然10分間なのでとても再挑戦などできず、人物紹介パートに 進みスフレに会わない様に時間切れまで回ってみた。

 そして並び直すと……出た。前日、帰宅直後に真っ先にトップに掲示した
(22日にTGSに行く予定の方々に御注意を)
入場口のほぼ正面という場所故か、21日は土曜にも関わらず、9:55の時点で
120分待ち、11:00の時点で150分待ちでした。その為日曜22日の最混雑時は
待機時間が3時間を超える事が予想されます。
SO3試遊目当てならば初電で家を出て数時間並びでもしない限り、その方の
TGSは事実上SO3のみで終わる事となる覚悟をしておいてください。
 の警告文通りの「180分待ち」表示。因みにこの時は疲労が限界に達しており、列に並んでいる最中に度々意識が飛んで しまった。2回ばかりそれに移動タイミングが重なった為に抜かれてしまう事に(汗)。

○2回目(14:17〜14:27)
 最後の挑戦。必須戦闘で少し手間取るが、まあ1分程度のロスなのであの隠しボスの事を考えればそう大きな数字では ない。案の定、隠しボスの戦闘では試遊時間切れになるよりも全滅の方が明らかに早かった。今度はある程度クリフ任せに しつつ、完全にフェイト操作でのヒット&アウェイ一本に絞ってショットガン・ボルトと弱攻撃、ブレード・リアクターの 使い分けでダメージを与えつつブリアットを回避してはいたのだが、凍結ビームが何度か掠った際のダメージ総計約200ばかり が最終的に響いて全滅となった。
 この終了時には既に試遊列は打ち切られており、後は発売までのお預けとなった。

なお、この後は3人の方々と合流し、中に入って暫くプロモを見ていた。
○エニックスブースから撤収 15:40

2日目総計 20分/2回 ブースに居た時間:357分


総括
 隠しボスが余りにきつ過ぎた。延べ数十人が隠しボスに挑戦していた様だが、遂に誰も 倒せなかった様である。とにかくこれに関しては誰もが「完敗だ」というその通りである。
 戦闘自体は非常に上手くできており、バグらしきものが散見された(ループの例外処理に弱い部分でもあるのだろうか?)点を 除けばこのまま製品として出せるだけの完成度だと感じた。3D化の効果は、システム面ではなく画面の奥行き、深さといった 面に現れていた印象が強い。

 ただ……移動時のメニュー画面が一切開けない、戦闘中のメニューの項目が多過ぎて短時間では把握し切れない、等試遊の 時点では不満を覚える部分もあった。まあ、この辺りは製品版で問題になる筈も無いので問題は無いのだが。
 因みに下敷き等は手元に2枚あるだけです。係員に取らないで出て行く様に促される訳ですし……

 入れ替え時に見ていた所、ROMはDVD-RW辺りの模様。色素の色が相変化ディスク特有のあの色だった。ま た、「STAROCEAN3 TGS2002」といったラベルも貼られていた。

 最大の不満は、ENIXが展示をSO3一本に絞ったにも関わらず23台しか試遊台用のPS2が用意されなかった事。他のソフトが 無いのだから、その分を回してせめて40台程度にはできなかったものだろうか?それができれば、1日目は徹夜した のに4回、2日目は初電で行ったのに2回しかできなかったなどという事も無かったとは思うのだが。
 そもそも、150〜180分待ちとの表示を見て諦めて引き返す方がかなり多かった時点でこれは明らかに問題 だろう。どちらかといえば「一見さん」と業者向けの展示に傾いたENIXと、やり込み可能な体験版を作成されたトライア 様……この方向性の乖離が無ければ、どちらの要素もここまで強くは感じなかったであろう事が皮肉である。

2日間総計 65分/6回 ブースに居た時間:745分
手帳消費量:12ページ

STAR OCEAN 〜Till the End of Time〜
TGS2002Ver.メニューに戻る