ダメージ算出

呪紋ダメージの算出式は[兌def[(a+[bM]+[cN])]]]で与えられます。
なお、ガウス記号[ ]は小数点以下切り捨てと言う意味をあらわしています。

ここで、abcは各呪紋固有の値でMNにはそれぞれ魔力と熟練度を代入します。。
[(a + [bM] + [cN])]で与えられる値を基礎ダメージと呼ぶ事にします。
装備品にはこの基礎ダメージを強化する効果を持つ物があります。

続いてdはダメージのランダム化に用いられ、1〜1.1の任意の値を取ります。
eは通常では1、2、0.5、0の値を取る耐性係数となり、ダメージを受ける側の物が使用されます。
ただし、属性耐性は弱点<半減<無効の順に優劣が付いているのでマイナス修正はプラス修正で補えます
fは吸収判定にのみ使われる変数で1または-1のいずれかを取ります。

[def[(a+[bM]+[cN])]]で算出されるダメージを確定ダメージと呼ぶ事にします。
通常はこのダメージが敵に与えるダメージとなり、カンストもこの段階で確定します。
9999を超える場合は確定ダメージに9999が代入されます。

凾ヘ一部の装備品によって与えられる特殊変数です。
同一名称の装備品でなければ特殊効果は重複するので凾ヘ特殊変数の積で定義できます。
これは確定ダメージによって表示されるダメージに影響します。
分かり難い表現ですがこういう事です。

確定ダメージが12000すると9999でカンスト。
= 0.5とすると 9999 x 0.5 = 4999.5。
ガウス記号により小数点切り捨てだから表示されるダメージ値は4999。


この凾ナ与えられたダメージはこれ以上変わる事はありません。
よって、これを最終ダメージと定義します。

一部の敵はこの剏W数を持っている場合があります。
スペクタクルスでは分からないので注意が必要です。

例えばミカエルに対し熟練度999、魔力1200のエクスプロードが4999回復という値を出します。
また、ウォーターリング(水属性に対し = 2)を装備してミカエルにノアを打つと通常の4倍ダメージになります。
ミカエルは水弱点(e = 2)火吸収(f = -1)のほかに水を除く全属性に対して = 0.5と言う係数を持っています。
よって、4999カンストが成立します。

これらの変数は武器による攻撃でも同様に現れます。

紋章術小事典に戻る