∇攻撃力強化による弊害と補助呪文の恐るべき効果。
意外と知られていないことですがBSは隠しステータスに物理命中というものが存在します。
これは AGL / STR x 100 で求められ AGL > STR のときは常に1となります。
よってダメージの基礎値算出時には物理命中の振動が考慮されることになります。
この値が低いと敵に与えるダメージの振動が大きくなり危険度が上昇するのはお分かりですね。
そう、STRが高くなったのにダメージが上がらないときは物理命中が下がっているからなのです。

一般的な攻撃力強化手段を見てみましょう。
アトラスリングでSTRを2倍にすると物理命中は2分の1となり、マイトチェインは30%減少することになります。
感覚としてはフルスイングではバットの芯でボールを捕らえることは困難だという感じですね。

では、STRの強化の弊害を補う方法が無いのか?
ちゃんと用意されています。
それは、ブレスを使えばいいのです。

今回システム的にMISSという概念は無くなりました。
ならば命中は何を意味するかというと攻撃の入り具合、つまりダメージの振動のしにくさになります。
VP経験者は分かると思いますがいわゆるAttacTrust(攻撃信頼率)という奴ですね。

ブレスはこの攻撃信頼度を期待値で45%上昇させます。
また、重ねがけが有効なので2回かければ信頼度は100%に到達するでしょう。

重ねがけはほかの全ての補助呪紋に適応されます。
たとえば、ディープミスト。
濃い霧が敵の命中を下げますが命中低下=攻撃信頼度低下なので、攻撃力を下げているとも言えますし、これを重ねがけして信頼度を低下させていけば食らうダメージは一気に減るでしょう。
他にもエンゼルフェザーで全能力値を上げてやれば今回無くなったグロースの代わりになります。
具体的な値は後日期待値という形で一つのトピックとして扱いたいと思います。

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