紋章合成学
紋章合成学、つまり呪紋の合成に関しての解説です。


合成呪紋について

どの呪紋も、ある一つの式によって単体でのダメージ量が算出できる事は先に述べた 通りです(与ダメージ時
には不確定性を孕みますが)。
合成時の呪紋効果への影響はダメージ量一般式に於けるXnに拠るものが大きく、消滅判定は合成対象呪紋
のその差を以って行われる、干渉時は原則としてXnについて加減算を行う、等に代表される様々な事がこの
部分により発生します。

呪紋合成自体に関しての詳細は、こちらにある有明三國さんの解説を 御覧ください。

吸収時にはXnの大きい方が主体となります。ダメージに関しては各々のXnを加算の後、d、eについては主体
となる側単体の場合の数値を代入の上で確定ダメージ算出式を用います。装備品の効果は、全て主体となる
呪紋を使用した術師のもののみが反映され、被吸収側の呪紋を使用した術師の装備品は考慮されません。
消滅時は一切の効果が発生しないのは周知の事実ですが、互いのXnの差が一定以下(詳細は調査中です)の場合に発生します。
反射に関しては、現在の所管理人の調査の範囲内では詳細不明です。

また、グレムリンレアーの合成時は強弱判定はXnに1/4を乗じる前の数値で行われますが、吸収時の
ダメージ量はグレムリンレアーが主体の場合はXnに1/4を乗じた後、被吸収の場合はXnに1/4を乗じず加算
する事となります。

アシッドレインと他の呪紋を合成した場合、非常に特殊な状況が発生します。この事に 関してはこちらにある有明三國さんの解説を御覧ください。
下手すればLv255で全属性半減状態のパーティでも全滅しかねませんので、御存知無い方は是非どうぞ。

なお、詠唱時間の差を正確に御存知になりたい方はPY-VEGAさんの サイトSHADOWLAW DATABASE
御覧ください。

解説・余談 使用タイミング(下の欄参照)
レイ×2
最も使用頻度が高いと思われる合成呪紋。
前半戦しか使い道はないが、逆に早口を覚えていない、全体攻撃呪紋が
殆ど無いなど、これを使わざるを得ない為に結果使用頻度が高くなる。
同時(当然か)
スターフレア+シャドウフレア
某4コマ作家が楽屋裏に書いているが、これはとても色が綺麗である。
全呪紋の中でも特に美しい呪紋の1つではないだろうか。
ガーディアン戦以外では、わざわざ合成する必要はないだろう。
よくスターフレアのボイスが消える。
シャドウフレア入力後、
若干の後にスターフレア
スターフレア+ルナライト
手間の割に、意味が全くない。
同属性の上、魔力が高いとカウンターストップを起こす。
別々に使った方が足止め回数も倍なのではるかに有効。
さらに、ルナライトの爆発が妙に遅くなる上、ダメージ量が非常に見辛くなる。
が、ボイスの重なり具合は良い。
ルナライト入力後、
若干の後にスターフレア
シャドウフレア+ルナライト
まあ、綺麗な事は綺麗だが……
合成のタイミングは楽に取れるが、反面、スターフレアとの時より遥かに
カウンターストップを起こしやすいので、かえって使い難くなる。
同時
ノア+サンダークラウド
ノア主体なら、ミカエル相手に絶大な効果を発揮する。
……尤も、ハニエルをその前に何とかする必要があるが。
まあ、多段ヒット技で押さえておけば良いだろう。
ノア入力後、
若干の後にサンダークラウド
グレムリンレアー+サンダーストーム
前者が主体の時はダメージ総量が万を超える、有名な合成呪紋。
次の組み合わせに比べれば威力はやや劣るが、タイミングを取り易い為
汎用性が高い。
なお、活用する為にはグレムリンレアー単体の時と同様の条件を満たす
必要がある。
同時
グレムリンレアー+サンダークラウド
前者が主体の時は最強となる、あまりにも有名な合成呪紋。
極端にシビアな条件(最低でも全段ヒット及び知恵の鏡必須、熟練度999等)
をクリアすれば、アースのミスリル・イーターを一撃の下に葬り去れる。
なお、活用する為にはグレムリンレアー単体の時と同様の条件を満たす
必要がある。
サンダークラウド入力後、
若干の後にグレムリンレアー


入力タイミングの目安
上での説明 目安
同時 片方の入力をしたら間髪入れずにもう一方の入力。
若干 片方の入力後ウインドウを閉じ、見下ろし角度が大体戻った所で操作キャラを切り替え、
ウインドウを閉じ角度が変わり始めた所でウィンドウを開きもう一方の入力をする。


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